ハラールとは
「ハラール」とは、イスラーム法の法規定およびイスラームの戒律の規定の1つで、「許されている」「許容されている」を意味します。
ムスリム(イスラーム教徒)は、飲食物を摂る際には、「ハラール」である(許されている)食材で作られたものを摂ります。
反対語は「ハラーム」(禁止されている)で、イスラームの戒律では豚肉、アルコール飲料などが禁止されています。禁止されているものが全く入っていなければ、その食品は「ハラール」で、安心して食べることができます。
日本を訪れるイスラーム圏からのお客さまのために、レストランや料亭などで出される飲食物が「ハラール」であることを保証するのが、「ハラール認証」の制度です。
「許されている」「禁止されている」という規定は、宗教的な戒律ですので、その判断は信徒にしかできません。そのため、京都では「宗教法人京都ムスリム協会」が責任を持って、京都ハラール評議会の認証やその他の確認の業務にあたっています。