ハラール in Kyoto > ムスリム観光客誘致

ムスリム観光客誘致について

 ムスリム(イスラーム教徒)は現在、世界人口の4分の1近く、16~17億人おり、国際的に見て、経済や産業振興に関して大きな存在感を持っています。
 日本では、観光立国を新しい経済発展の柱として推進しており、その中でイスラーム圏からの観光客や訪問者の誘致が大きな課題となっています。

 世界の文化にはいろいろな種類があり、どんなものでも食べる文化圏もあれば、イスラーム圏のように、戒律で食べてよいもの・いけないものが厳しく定められているところもあります。観光客・訪問客の皆さまが来日した時、安心して気持ちよい滞在をしていただくためには、お客さまの文化に配慮した「おもてなし」が必要となります。イスラーム圏の場合、その点で一番大事なことが、食べものに関する戒律に対応することです。

 一言でいえば、「ハラール食」への対応が必要となります。

 京都市では、2013年からムスリム観光客誘致事業を展開しております。京都ハラール評議会は、それに協力し、イスラーム圏からのお客さまに日本と京都での滞在を安心して楽しんでいただけるよう努めています。